株式会社タカラトミーの財務状況です。(PDFはこちら)
タカラトミーは06年に㈱タカラと㈱トミーが合併して誕生しました。11年には米国の玩具会社RC2コーポレーション(現Tomy International)を買収しました。
売上高は横ばい傾向。最終損益も13年には7期ぶりの赤字に転落。
売上高利益率、営業利益率とも11年あたりをピークに低下。
TIグループ買収によって総資産が増え、なかでも固定負債の割合が大きく増加しています。
フリーキャッシュフローは10年をピークに減少傾向です。
フリーキャッシュフローは10年をピークに減少傾向です。
ROA、ROEともに低下しています。
国内での売上高が約7割を占めています。
国内売上高は減少傾向で、期待のアジアも伸ばしきれていません。
日本を含めこれから先進国は少子化が進んでゆき、玩具メーカーにとっては厳しい状況となってきそうです。子供が多く発展が期待される新興国での活動が鍵となりそうです。