2013年12月4日水曜日

武田薬品工業株式会社

武田薬品工業株式会社の財務分析
武田薬品工業株式会社の財務状況です。(PDF資料はこちら


武田薬品工業株式会社の業績推移
売上高は増加しているものの、営業損益・最終損益共に減少しています。

武田薬品工業株式会社の損益計算書及び利益率
営業利益率の低下が著しく、一時は30%以上あったものが現在は1桁台です。

武田薬品工業株式会社のバランスシート推移
近年負債比率が上昇しています。流動資産と固定資産のバランスが逆転しました。

武田薬品工業株式会社の利益剰余金及び資産効率
ROAが大きく低下しています。

武田薬品工業株式会社のキャッシュフロー推移
フリーキャッシュフローが減少傾向です。

武田薬品工業株式会社のキャッシュフローマトリクス
フリーキャッシュフローが減少傾向です。





武田薬品工業株式会社のセグメント構成
医療用医薬品事業が主要セグメントです。

武田薬品工業株式会社のセグメント別業績
ヘルスケア事業の利益率は高いものの、営業利益への寄与は大きくありません。

武田薬品工業株式会社のセグメント別業績推移
医薬品事業の売上は伸びていますが利益は激減しています。他のセグメントは横ばいです。

武田薬品工業株式会社の地域別売上高構成
日本での売上が全体の5割弱を占めています。

武田薬品工業株式会社の地域別売上高推移
米州の売上が減少傾向です。売上構成では欧州比率が増加しています。

武田薬品工業株式会社の主要医薬品売上高
国内では高血圧治療剤、海外では2型糖尿病治療剤が主力製品です。

国内外製薬メーカー売上高
国内では売上高首位でも、世界ではトップ10圏外に位置しています。



海外の製薬会社やベンチャー企業を買収しながら規模の拡大を図っていますが、現状ではなかなか利益に結びついてはいないようです。画期的新薬創出が難しくなっており、特許切れによるジェネリックの躍進など、国内トップの武田薬品といえども安心してはいられない状況です。(PDF資料はこちら