2014年6月25日水曜日

株式会社ニチイ学館

株式会社ニチイ学館の財務分析
株式会社ニチイ学館の財務状況です。


株式会社ニチイ学館の業績推移
売上高は右肩上がりですが、利益はここ最近減少傾向です。

株式会社ニチイ学館の損益計算書及び利益率
12年度をピークとした営業利益率の低下が目立ちます。

株式会社ニチイ学館のバランスシート推移
総資産は増加していますが純資産額は07年とそれほど変わりがなく、負債割合が増えています。

株式会社ニチイ学館のバランスシート過年度比較
07年と比較すると総資産は約2倍。有利子負債の割合がかなり大きくなっています。

株式会社ニチイ学館の利益剰余金及び現金同等物
一旦減少したものの、利益剰余金は増加傾向です。

株式会社ニチイ学館のROE及びROA推移
ROE、ROA共に12年度をさかいに低下しています。






株式会社ニチイ学館のキャッシュ・フロー推移
近年営業CFが減少。投資CFを抑えることでフリーCFをプラスに保っています。

株式会社ニチイ学館の営業キャッシュフロー比率推移
売上高に対する営業CFは4~6%を維持していましたが、近年下降気味です。

株式会社ニチイ学館のセグメント構成
介護を中心としたヘルスケア部門が全体の5割強。

株式会社ニチイ学館のセグメント別業績
教育部門の営業利益率が悪く、他部門の利益を大きく減らしています。

株式会社ニチイ学館のセグメント別業績推移
売上高はヘルスケア部門のみ成長。教育部門の営業損益が減少し続けています。







超高齢社会に突入した日本において介護需要の拡大が続いていますが、社会保障政策のもとにサービス価格が統制される現状においてなかなか利益を伸ばせていません。さらに肝心の担い手不足が深刻になりつつある現状、外国人を含めた人材マネジメントが重要になってきそうです。