2014年7月4日金曜日

株式会社西松屋チェーン

株式会社西松屋チェーンの財務分析です
株式会社西松屋チェーンの財務状況です。


株式会社西松屋チェーンの売上高推移
店舗数は増加し続けていますが、08年頃から店舗増に伴う売上があげられなくなりました。

株式会社西松屋チェーンの業績推移
売上高は増加していますが、利益は減少しています。

株式会社西松屋チェーンの損益計算書及び利益率
売上高利益率は1~2%程度上昇していますが、営業利益率が大幅に低下しています。

株式会社西松屋チェーンのバランスシート推移
自己資本比率、流動比率共に高く、財政面では非常にしっかりしています。

株式会社西松屋チェーンのROE及びROA推移
総資産の2倍近くの売上高をあげていますが、ROE、ROAともに減少傾向です。





株式会社西松屋チェーンの利益剰余金及び現金同等物
利益剰余金は増加を続けています。

株式会社西松屋チェーンのキャッシュ・フロー推移
無借金経営に近い状態ですが、毎年かなりの額の配当金を出す事で財務CFはマイナス続きです。

株式会社西松屋チェーンの営業キャッシュ・フロー比率推移
売上高に対する営業CFは安定していません。

株式会社西松屋チェーンの商品別売上高
商品別では育児・服飾雑貨が売上の約半分を占めています。

株式会社西松屋チェーンの対前年同月比業績比較
ほぼ全ての月で客単価がプラスになっており、客数のマイナスを補っています。

出生数推移
緩やかになったとはいえ、出生数減少トレンドは今後も続いていく模様です。







店舗拡大を続け売上高も順調に伸ばしている西松屋ですが、利益は減少しています。自社ブランド増加や客単価UPで売上高利益率改善をはかるも、1店舗あたりの客数減少が響いているようです。少子化トレンドは終わりが見えず育児・ベビー用品市場は逆風が続きますが、それでも財政面においてはまだまだ余裕があるので、今後どのように展開をしていくかに注目です。